紹介

  ヤマトさんを紹介した友達と昨日話しました。娘さんの調子が良くなってるみたいで、お礼を言われました。友達も悩んでいましたので、よい報告が聞けて嬉しかったです。本当にありがとうございます。

 

 

  あの方はいい友人を持っていて幸せでしたね。僕は症状を教えていただければそれを忠実に漢方薬に反映させるただの職人みたいなものですから、貴女の紹介がなければあの方のお嬢さんの今はありません。99.9%が友情の導いた結果です。
 20数年前に、娘のガス漏れの悲鳴を自ら体験し、治療方法を模索し、その結果、多くの方をお世話させていただけるようになりました。僕の過敏性腸症候群の出発は、あなたをはじめとする多くの親御さんと同じ「驚き」でした。娘の苦しみを解放しようと必死だったあの頃のことは鮮明に覚えています。その経験がこんなに多くの方に喜んでいただけるものとは思ってもいなかったです。貴女のお子さんも、あの方のお子さんも再び夢を求めて充実した人生を送れますように。
 娘はガス漏れを克服して薬科大学に行き、その後、僕の属する漢方研究会に入り、僕と同じ先生に指導を仰ぎました。今は一緒に薬局をやっていますが、苦しんだ分、患者さんにとても優しいです。お子さんたちが体験した苦しみも、将来大きな武器になると思います。人を倒すための武器ではなく、救うための武器に。今作りましたから今日発送します。                  ヤマト薬局

露呈

 やはり気付く人はいるんだ。僕だけではない、と言うか、僕が気付くくらいだったら多くの人も気づくし、さすがのアホコミでも取り上げるみたいだ。
 APECか何かの会合に石破が出席していた時のこと。彼のもとにカナダの首相みたいなのがやって来て、握手を求めた。石破は立ち上がることもなく、その場で頭を下げ手を差し伸べたトルドー首相と握手をした。トルドーは笑顔だったが、石破は表情を変えなかったように見えた。えらい威張っているな、えらい不愛想だな、この2つの言葉が僕の頭によぎって、かなりの違和感だった。自国の総理が白人の首相をあしらったと意気に感じるような人間ではない。なんて失礼な奴だと思い、とにかく不愉快だった。礼節を重んじることをことさら自慢する日本人には、見るに堪えない光景だっただろう。
 単なる政治パフォーマンスか、根っからの礼儀知らずか知らないが、そこでも又、お得意の慇懃無礼が露呈したのか。


座ったまま握手、スマホ操作に1人腕組み…石破茂首相、APECでの映像がSNSで物議 
南米歴訪中の石破茂首相を巡って、ペルーの首都リマで開かれたアジア太平洋経済協力会議APEC)での立ち居振る舞いがSNSで物議を醸している。駆け寄ってきた外国首脳に対し座ったまま握手を交わし、腕組みしたまま式典に臨んだ様子が映像で報じられており、外交上のマナーとして違和感を指摘するコメントが少なくない。APEC閉幕に合わせた各国首脳との集合写真の記念撮影も、首相は交通渋滞に巻き込まれた結果、欠席した。
各国首脳が和やかな様子で談笑する中、首相は椅子に座ったまま、スマートフォンを操作している。手元の書類をめくっていると、マレーシアのアンワル首相が近づいて握手を求め、首相も応じたが、座ったままだった。カナダのトルドー首相らが首相の椅子に駆け寄って握手を求めた際も首相は立ち上がらなかった。

 

疑問

 漢方薬を始めた50年近く前から、疑問に思い頑なに続けてきていたことが、思いもかけない他愛無い会話の中で正しかったのだと証明された。
 毎月一回訪問してくれる、台湾の漢方薬を扱っている会社のセールスとコーヒを飲みながら他愛無い話をしていた。勿論漢方薬に関連したことが主だが、この歳になって新たに知識を授けてくれるセールスはそんなにいないから、堅苦しい話題ではない。
 薬局だけでなく病院にも卸す会社で、ある分包された処方の欠品について謝られた。一包ずつ綺麗な袋に分けられている漢方薬だが、それが製造が間に合わず納めることが出来ないと言うのだが、僕には影響はない。と言うのは僕は漢方薬を勉強し始めてから基本的には服用していただける方の症状の重さと体重を考慮したg数を決めているから、大きな瓶の中から必要量を取り出し分包機にかけている。
 多くの病院や薬局やドラッグでは体重が80㎏の男性も、40㎏台の女性も、同じ1包で処方されている。あれが酒だったら、80㎏の方は酔えなくて、40㎏の方は酔っぱらってとハッキリと効果の違いが分かるが、こと薬だと、効いているのか効いていないのか分からない。処方があっているのに、分量足らずで効かないと言うこともあり得る。そこに全く病院も薬局も、勿論ドラッグストアもリーチしない。
 彼の嘆きが僕の長年の疑問を解いてくれた。台湾の製薬会社は、日本人が何で1包ずつ袋に入れられた漢方薬を飲むのか解せなくて、分包品が不足してもなかなか作ってくれないそうだ。煎じ薬に一番近いと言われている台湾の漢方のプライドだと思う。台湾人は自分にあった量を自分で飲むのが主で、ボトルに入っているものが、長年飲まなくて固まっているようなものでさえ、自分で粉砕して飲むそうだ。大らかと言う表現では説明が付かない。漢方薬を本当に理解しているからだと思う。
 日本人に受け入れられるように工夫しているのだろうが、便利や清潔や見た目を重視しても効かなければ何の意味もない。

https://www.youtube.com/watch?v=bLy6Hn2HwWw

閑谷学校

 ひょっとしたら閑谷学校に来るのは今回が最後になるのかなとふと思った。元々紅葉を愛でるようなタイプではなかったが、ベトナム人を案内するうちにそれはそれで綺麗なものだとは思えたが、案内を目的にする以上の動機は僕にはない。来年、この数年行動を共にした最後のベトナム人達がほとんど帰国してしまうので、この辺りが潮時かと思っている。
 それでも、今日は一所懸命記憶に刻んでおこうと気合を入れて出かけたわけではない。着くや否や僕はベンチを見つけ、手を付けれなかった薬学雑誌を持参していたのを読み始めた。読むことに飽いたら、10数件出店している小さなお店を見て歩いた。小さなテントに持参の陳列棚や調理器具を並べ、食べ物や手作りの装飾などを売っていた。出店者もこれだけ人を集めてくれれば出店する価値があるだろう。イベントで人を集めてくれなければ彼らも割に合わないのではないかと、人が店に興味を示し吸い寄せられるのを見ていて思った。マルシェに集客を依存するのは逆なのかもしれない。田舎者の僕は、あたかもマルシェに集客力があるのかと思っていた。
 その中でも今日一番の発見は、駐車空間が扉を思いっきり開けても両サイドの車を傷つけないくらい広い区画を一台一台にあてがわれていたこと。今までこんなに配慮された白線を見たことがない。都市部だと、1台でも多くと経済優先の配慮しか見たことがないので、閑谷学校が山深い所に立てられた理由に思いをはせた。

https://www.youtube.com/watch?v=ul1HeWrgui4

同姓同名

 同姓同名だから、プロ選手の名前を上げるわけにはいかないが、面白い話を聞けたので紹介する。
 痩せる漢方薬を所望して2週間前に来られた方が、今日2回目の薬を取りに来た。少し打ち解けたので、会計が済んだ後話題を振ってみた。「自分、〇〇と同姓同名ではないの?」
 するとその男性は待っていたとばかりにエピソードを教えてくれた。誰もが知っているスピードが命のプロ選手だから、さすがにエピソードは多かった。その中で記憶に残ったものを二つ披露する。
 ある時、運転中に速度違反で停車を命じられた。当然切符を切られるところだったのに、名前を言うとその警察官は「この名前だったらスピード出るわな」と言って、見逃してくれたそうだ。あってはならない話だが、あってもいい話のように僕には聞こえた。杓子定規に何でもかんでも物事が進んでいくより、よっぽど人間的で増しだと思った。
 ある時ゴルフ場で、ここがよく理解できなかったが、彼のカート?ゴルフバック?にキャディーさんがいっぱい集まっていたそうだ。そこに彼が帰ってきてキャディーさん達が話しているのを後ろで聴いていたらしい。するとその有名なスポーツ選手のものと勘違いして、色めき立っていたらしい。仕方なく彼は「これは私のものです」と言ったらしいが、その時のキャディーさんの失望振りと、怒りは相当なものだったらしい。勝手に期待したのに裏切られたからと言って彼に責任があるわけではない。運の悪いことに1週間前にその選手が実際にコースを回っていたらしい。とんだとばっちりで、こちらは何の恩恵もなかったエピソードだ。
 大リーグに行った山本投手やオリックスの頓宮選手など有名なスポーツ選手を輩出している小さな町の出身だから、周りの方が期待し過ぎていたのだろう。偶然の一致が103万円の壁を壊す。

 

 


米山隆一氏 橋下徹氏は“デタラメを言う人物”と指摘「地方議員も国会議員もやった事がないから…」
 立憲民主党米山隆一衆院議員(57)が15日、Xを更新。元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏を“デタラメを言う人物”と指摘した。
 橋下氏は14日に自身のXで「やっぱり維新国会議員には在職期間を決めて、一定期間後は地方議員に回すローテーションの仕組みが必要やと思う」とし、「維新国会議員は雇用の流動性を政策の柱に掲げてるんやから、まずは国会議員の流動性から始めるべきや」と提案した。米山氏は、このポストを貼り付け、「橋下氏は、自分は地方議員も国会議員もやった事がないから分からないのでしょうが、地方議員と国会議員の仕事は結構異なり、其々求められる適性も別です」と指摘。そのうえで「この案が実現するなら維新の国会議員は大阪以外では消滅するでしょう。維新は、出鱈目を言う人物の強い影響力で総てが無になる政党だという事です」とつづった。

原動力

 レベルが違う。いや基準が違う。気力が違う。いや体力が違う、年齢が違う。
 僕ならせいぜい西は尾道、東は加西。北は津山で南は高松。内容は和太鼓か第九か、桜か紅葉。片道2時間が限界。
 どうやって行くんだろう。普通なら3時間かけて新幹線か。恐らく一泊は避けられないだろう。あまり昼の日中に開催されるようなイメージはないから。
 テレビでしか見たことがないが、日本のそれとは全然違う。鍛えられようが全く違う。日本のものはほとんど素人に毛が生えたくらいだが、あちらのはプロそのものだ。鍛えられた完成度に圧倒される。まったく興味がない僕でも「上手だなあ」などと視線が釘付けになったりする。
 新幹線代は往復どのくらいかかるのか、ホテル代はどのくらいかかるのか、チケット代はどのくらいかかるのか、そしてその他の出費はどのくらいいるのか。想像しただけで「もったいない」と思ってしまうのは、夢も希望もない人生の最終章を走っている競走馬だからか。第4コーナーを回ったからか。
 とても笑顔が素敵な若い女性。僕が出来ないことをすべてやる。岡山の中心部に出るにも30分以上かかる所から、東京で行われるKーポップのコンサートに行く。「その原動力はいったい何なんじゃ~」

https://www.youtube.com/watch?v=ofIfk-bLgNE

 

阿漕

 今日、某漢方薬メーカーのセールスの定期訪問を受けた。建前は漢方薬の情報を持ってきてくれるのだが、これだけ漢方薬の仕事をしていると、僕より若いセールスから新たな知見を得るのは難しい。むしろ僕の方が尋ねられたりするが、概ねコーヒーを飲みながらの世間話、当然漢方薬局界隈のテーマだが、に花を咲かせる。
 セールスは売り上げが命だから、経済的な状況には詳しい。漢方業界も世の不況と連動して売り上げが落ちているらしい。特に落ちているのは、一人の相談客に6万円くらいのものを売りつける漢方薬局群らしくて、売り上げ不振を嘆いているらしい。
 僕は漢方薬でお世話をする場合に、6万円もかかる材料を持ってはいない。見たこともない。この6分の一値段で、世にある99%の漢方薬を作ることが出来る。どうしてそんな値段になるのか分からないが、考えられるのは健康食品の抱き合わせ販売だろう。添加物だらけで、効能も歌えないようなものを抱き合わせ販売して金額を稼いでいるのだろう。
 田舎にいたら好景気には恩恵を受けずに、不景気だけ当事者になる。ただし、もともと地味な生活をしている人達ばかりだから、不景気の影響を受けても些細なものだ。40年前「高すぎて飲めない人」を作りたくない配慮から始めた値段設定だが、そのおかげで漢方薬を利用してくれる人は減っていない。
 6万円も払っている人は裕福なのか、脅し商法にひっかかっているのか分からないが、阿漕と言う言葉が頭を過る。相手が医者でもその商材を勧めることが出来るのだろうか。問うてみたいものだ。

https://www.youtube.com/watch?v=1VaStZhPO8Y&t=11s