診察時間

 好奇心から、診察時間はどれくらいなのと尋ねてみた。すると「20秒くらい」と答えた。ただし、その答えに不快感は全く感じられなかった。「忙しい先生ですから」といたって好意的だ。本来ならこの質問には怒り心頭で激情してもよいと思うのだが、20秒と答えてケロッとしている。おまけに忙しい先生だからと、自分で許す気満々だ。こんな患者さんを得なければ、有名にはなれない。
 自はともかく他は認める名医だから、ほとんど診なくてもわかるのか、これ以上どうしようもないと思っているのか、放っておけば大丈夫と思っているのか。しかし、それは患者さんには伝わっていない。CT検査を驚くべき短い間隔で依頼し、毎回異常なしで済まされている。普通なら名医に検査もしていただいているのだから納得して赤飯でも炊けばいいが、なぜか大丈夫の診断こそが信じられない。
 実はこうした患者さんは結構おられて、そうした患者さんに使う漢方薬を僕も知っている。しかししっかりとした具体的な症状を訴えて来る人にさすがにそれを最初から使ってみる勇気はない。隠し玉として温めておこうと思っているが、名医ならともかく田舎の薬局ごときでは悠長に待ってはもらえない。
 僕も名医になって、秒単位で喜んでもらいたいものだ。ただし所詮僕は「やくざ医師」

 実は3回目の今日の電話で、話しぶりが、ずいぶんと穏やかになってくれたような気もするが、僕の都合の良い思い込みだろうか。僕や僕の家族が好感を抱いているご家族のおばあちゃんだから、ぜひ不必要な被ばくを防いであげたい。

 


スカ前総理が「放送は政治的に公平であるべき」メディアへの圧力を報じられてきた過去の棚上げに「おまゆう大賞」の皮肉
スカ氏が「放送事業者が政治的に公平であるべき」と発言したことに、東京新聞の望月衣塑子記者は3月22日、自身のTwitterに、こう書き込んだ。
番記者やテレビ局幹部らに、隠に陽に報道への圧力をかけていたスカ氏に言われたくない》
Twitterでは、《スカ前総理》がトレンド入り。スカにツッコむ声が多く上がった。
《えーっ!政治的圧力をかけまくって、キャスターを飛ばしまくったのはどこのどなたでしたっけ?「政治的公平」を語る資格なんかない!!》
《自分のやって来た事を棚に上げて、よくまあそんな事を澄ました顔して言えるものです》
スカ氏はこれまで、メディアに対して強い態度を示してきた。
官房長官当時、会見でスカ氏に厳しい質問を繰り返していた望月衣塑子記者に対する、執拗な発言封じ込めと嫌がらせは有名です。
また、古舘伊知郎キャスター時代の『報道ステーション』(テレビ朝日系)では、2015年に元経産官僚の古賀茂明氏が『I am not ABE』発言をおこなった際、番組放送中にテレ朝の幹部に抗議のメールを送ったのは、当時、スカ官房長官の秘書官だったと、古賀氏が著書や会見で明かしています。
クローズアップ現代』(NHK)の国谷裕子キャスターは2014年7月、番組に出演したスカ氏に『憲法の解釈を簡単に変えていいのか』など、閣議決定されたばかりの集団的自衛権容認について厳しく追及し、スカ氏が激怒したと報じられました。『FRIDAY』が『汚倍官邸がNHKを“土下座”させた一部始終』などと報じ、最終的に国谷氏は番組降板に追い込まれています」(政治担当記者)