帽子

 数十メートル走れと言われても、心もとないのに、何を好き好んで42・195km走るのだろう。
 昨日岡山マラソンが行われた。岡山市で用事があったから、交通規制のとばっちりを受けるのを心配して、ずいぶん早く家を出た。インターネットでコース案内を見て、綿密に作戦を練っていたから、目的地まで普段と変わらない時間で着くことが出来た。その代わり、1時間早く家を出たものだから、目的地で時間をつぶすのに苦労した。
 ひとつ、中継で疑問に思ったことがあった。それはゴールまであと10㎞くらいの所でラーメンが振る舞われているってことだ。ラーメン?ろくに噛みもしないで胃袋に落とすような食べ方のラーメン?恐らくがらんどうになっているだろう胃袋にラーメンを落とす?
 なんとなく今日になっても引っ掛かるものがあったので、偶然処方箋を持ってやってきたフルマラソンの経験者に聞いてみたら、さすがにあれはないと言っていた。彼自身も疑問に思ったらしい。あんな不消化なものを食べたりしたら腹痛を起こすと言っていた。バナナなどの甘くて消化の良いものなら大いにあるらしいが。
 ただし、6時間でゴールすればいいみたいだから、残り10㎞で食べても、例えば残り2時間でゴールすればいい人なら、10分で1㎞くらいのペースでいいから、「ラーメンも食べれるじゃろう」と上から目線で言っていた。
 数字を並べられても、具体的にどの程度の負荷がかかるのか全く想像できないから、分かったように頷いていたが、本気で走る人と、レクレーションで走る人が混在しているのだろう。僕には全く理解できないが「走るのは楽しい」らしい。
 ランナーを見ることはなかったが、役目を終えて帰って行くボランティアの姿はたくさん見た。こうした人達の力で42.195㎞が6時間マラソンコースになりえたのだ。白い帽子の高校生たちの一団が、まぶしく見えた。

 

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