まきび公園

 昨日、和太鼓のコンサートのために訪れた場所は3年前の西日本豪雨で水没し、多くの犠牲者を出した町だ。今でこそ倉敷市に合併されているが、倉敷と言うイメージとは程遠く、無理やり合併されたような、取り残され感満載の町だった。ただそれが僕は好きだ。
 ニュースで何度も耳にしたから、小田川と言うのを意識していたが、コンサート会場に行くときにその川にかかっている橋を渡り。川沿いの道路も少しばかり並行して走った。
 恐らく高梁川の支流になるのだろうが、川のない町に住んでいる僕にとっては、岡山県の3大河川の一つに負けないくらいの大きさに思えた。
 車窓から眺めての感想だが、総じて堤防が高く、見方によっては住宅地より川面のほうが高いのではと思えるほどだった。町はまだ田が拡がり、牛窓と変わらないような緑の多い長閑な景色だった。
 少し早く着いたので、あらかじめ調べておいた「まきび公園」なる所に行ってみた。ベトナム人へのサービスだが、僕自身も訪ねてよかったと思えた。例によって写真撮りまくり時間中に、一人で公園の中を散策してみた。結構狭いので30分の滞在時間中に色々と勉強になった。
 中国の庭園を模してこじんまりと作られているみたいだが、その一つ一つに対する興味ではなく、このくらいのスペースでも工夫すればこんなに心地よい空間を作ることが出来るんだと言うことの発見が嬉しかった。
 昭和60年に作られたらしいが、若い女性一人と、ボランティアと思しき老人の二人で切り盛りしているようだった。決して華々しいものではなく、農村の風景に埋没しそうな公園だが、見方によっては、それを「溶け込んでいる」と表現してもいいのかもしれない。

 

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