自分でもうすうす気が付いていたが、花より石のほうに興味を惹かれる。日曜日に訪れたまんのう公園でも、結局は僕が足を止めたのは、巧みに石が配置されている場所だった。花の前にたたずみ、自撮りやお互いを撮りあう儀式に付き合うのは大変だから、薬の本を持って行っていたのだが、それを読む必要はなかった。僕の興味を満たしてくれるエリアが何か所かあり、太陽の光に射られながらその空間に身を置いてみた。
 香川県は庵治石とかサヌカイトとか有名な石がある。公園の石が何で出来ているか分からないが、主に立方体に切られた石たちの造形に興味を惹かれた。プロによる石達の配置が感動を呼ぶのだと思うが、感動自体も又無機質で地味なのがいい。石と石の間に可憐な花を配置したものもあったが、僕にはそれらは必須ではない。
 かつて京都のお寺に何度か行った時にも、荘厳な日本庭園よりも石庭にむしろ心を奪われたのを覚えている。嗜好は全く変わっていないことになる。
 ドッグランにした嘗ての段々畑の一番上は、手つかず状態になっていて、草との格闘の現場だ。手に負えない状態で毎日見上げてはため息をついていたが、まんのう公園で眺めた石達を真似てみたいと思った。どのくらいの費用が掛かるのかは分からないが、得意の優柔不断で硬い石、いや意志を実現させたい。

 

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