どういった方がどういった意図で作られた、いや作り始めた文庫かわかりませんが、300円であれだけのものが読めるのだから、よほど経済を無視した奇特な方かなと思うのですが、経済的に成り立つのでしょうかね。
〇〇さんの文章はよかったですね。一気に読みました。100%考えが一致していますから、高山と岡山で離れていてよかったと思いました。もし近かったら、今頃は前科を競っていたかもしれません。
あまりにもうまく書いていただいていたので、一瞬元の文章をメールででも送ってもらおうと思いましたが、著作権に関わるだろうからそれは止めました。今は読んでほしい人が来たらコピーして渡しています。
僕の薬局に来られる方は、ワクチンを打っていない人が多いです。長い人は何十年、そうでなく最近来られ始めた方でも結構価値観が似ていて、なるべく漢方薬みたいな自然藥で根本療法を望んでいる人が多いので、当然かもしれません。
また、胡散臭い権力が苦手な人も多いです。田舎ですから保守的な人が多いのですが、長年の付き合いで、汚いことには純粋に憤りを覚える方も結構おられることも知りました。思想信条によらず、許せないものは許せないのです。
若い時に何となく期待していた世の中の変化を見届けることはできないかもしれません。道具だけが極端に発達し、おもちゃを与えられた庶民が、ひたすら富めるものをより豊かにするゲームに無意識のうちに参加させられているように思います。
ピースランドのホームページを見ました。あの時代の将来図にかなり近いものを作られているのではないですか?今に至る過程をほとんど見ていませんから、どのように出来上がったのかわかりませんが、高山と言う土地のなせる業でしょうか。何か外部の人を引き付ける魅力があるのでしょうね。
雪の降る夜、友部さんと高山のお寺で歌わせてもらったのが、青春との別れのコンサートでした。その後漢方薬と出会い、無我夢中の40年。あっという間です。前を見ることは苦手、何もないから後ろは振り返らず、すべてがその時のため。生き方としては楽でした。
いつかまた岐阜や高山には行きたいとは思いますが、いつ叶うか。明日1日が待ってくれているもので。
大和