分銅

 ユーチューブで偶然Only Boys Aloudのコーラスを見つけ視聴してから、とりこになってしまった。毎晩のように数本梯子してから寝るようにしている。
 惹かれるのは当然コーラスの美しさと、圧倒的な迫力。総勢200人を超すようなコーラスもある。
 彼らが一体どんな青年たちかと思ってインターネットで調べてみると、ウエールズの合唱団の中から集められた青年たちで、プロにレッスンを受けているらしい。もともとの素養の上に洗練された教育を受けているわけだから、聴くものを感動の渦に巻き込むのも当然だろう。僕もその中の一人だ。
 その一方、この国ではどうだと、自ずと比較してしまう。このような教育システムが、多くの分野で完備されているのだろうか。いったい文学や芸術分野にどれだけの支援が国から与えられているのだろう。汚部 スカと続く政権で、芸術や文化に対しての補助が減った。あのバカ達には縁遠い分野だから、イギリスのように若者を育てる姿勢などないだろう。企業と国の従順な家畜になればいいのだから。もっと言えば大企業の経営者一族の家畜になればいいのだ。
 心が洗われる、そうした体験なくして毎日が終わらない。不浄に囲まれ息苦しい日々が覆いかぶさってくる。生きている喜びは分銅一個分より軽い。

 

ここからが大切
 元文部科学事務次官前川喜平氏が5日夜、ツイッターに新規投稿。自民党が「子ども庁」創設を検討し、次期衆院選の公約に掲げる動きになっていることを受け、「子ども庁をつくるなら、政治家監督庁もつくれ」と皮肉を込めて提言した。
 前川氏は「子ども庁をつくるなら、若者庁もつくれ。老人庁もつくれ。女性庁も男性庁もつくれ。障がい者庁もつくれ。外国人庁もつくれ。性的少数者庁もつくれ。失業者庁もつくれ」と繰り返し、「ついでに政治家監督庁もつくれ」と問題提起した。
 痔見ん党はスカ首相が検討を指示した子ども庁創設に動いており、6月ごろに策定する「骨太方針」への明記を目指し、次期衆院選をにらんだ子育て世代をはじめとした各層にアピール。創設を議論する新たな本部のトップには、痔見ん党の奇怪幹事長が本部長として就任する。