半農半漁

 「先日、所ジョージの番組で牛窓見ました!びっくりしました。お笑い番組を見てケラケラ笑えるくらいに心が楽になっています。ありがとうございます。」    関東の方が漢方薬の注文時に添えてくれた一言だ。この方の他にもう1人、嘗て遊びに来てくれた九州の薬剤師からも、牛窓を思い出したと電話をもらった。ただ、僕はその番組をあまり見ないから、牛窓で取材したことは知らなかった。  牛窓の誰が登場したのか知らないが、牛窓は半農半漁の土地だから、自然にかかわって生計を立てている人が多い。半農半漁も細かく分ければ、半農半サラリーマン、半漁半サラリーマン、半農半公務員、、半農半商店主とパターンも多岐にわたる。番組に取り上げられた人たちがどの半分に属するのか分からないが、自然に関わって暮らしている人たちだったら、どこか憎めない、裏のなさそうな人たちだったのではないか。人間相手だけの仕事だったら、駆け引きばかりを駆使して何とか自分に都合がよい結論を導き出しそうだが、自然相手だと、駆け引きなど通じないし、裏切りも裏切られもしない。自分をそんなに偽らなくて暮らしていける。そのことに価値を置いて移住してくる人も多い。無駄な力みをなくし自然に暮らしていけたら、金銭には換えられない価値があるのだろう。   「牛窓で誰が出たのか知りませんが、ケラケラ笑えてよかったです。 ただ、その人たちが特別ではなく、漁師町ですから皆さん冗談が旨いです。 冗談を往復させながら、真実に近づいていくのが漁師のやり方なのです。 板切れ一枚、下は地獄・・・・の世界で生きているからでしょう。 ゆっくりかもしれませんが。もっともっと元気になれますよ。 ヤマト薬局    政治家や官僚、企業家、誰もが陛下より偉くなりたがっている。いつからそんなに偉くなったのだ。田舎で暮らしていると、中央の汚い人間(巨悪)がよけい目に付く。こんなに汚い時代を生きなければならないとは思ってもいなかった。トランプと対峙するマスコミや司法省、この国では望むべくもないのか。いつになったら奴等は裁かれるのか。