輸入

 元々5~6割くらいしか効果がないインフルエンザワクチンを、国内だけでは供給できなくて輸入しようとしている。お金がある国はすごい。たった数日の不快な風邪様症状のためにワクチンまで打って防ごうとするのだから。ほとんどの人は数日休息していれば治る程度の病気まで、膨大な税金を使ってかからないようにするのか。僕なんか症状が軽いうちに早くかかって免疫を獲得したいと思っているのだが。でも医者にかからないから実際にかかったかどうかを判断することは出来ない。ただ、2週間くらい前に極端な倦怠感に急に襲われ半日以上かかって治したことがあるから、ひょっとしたらあれが新型インフルエンザではなかったかと期待している。元気なうちに免疫を一つでも多く獲得しておくにこしたことはない。  アフリカやアジアではエイズですら充分な治療を受けれないのだから、日本がワクチン輸入に回す金額を提供すればどれだけ多くの人が不治の病から生還できるか。金持ちの軽疾患を治して貧困層の死の病を放置することに何ら抵抗がないことが不思議だ。国内ではハイリスクな人に医師や設備を重点的に回すべきで、遊びや仕事のし過ぎでかかった人など家で自力で治してもらえばいい。根性がある人は寝て治せばただだし、薬代に1000円もかければ結構早く治る。僕の所では2300円で治すように薬を工夫している。薬局に来る人はほとんど働きながら治す人だから、そのくらいかかってしまう。家で寝ていてねと形式上は言うが、誰もそんなことが出来ないことは分かっている。  とても健康とは言え無い僕でも日々職業的に細菌に晒されていると免疫を獲得するみたいで、人一倍病気がちってことはない。菌を運んでくれる人達に感謝だ。だから僕は煎じ薬を作る時以外マスクを使用したことがない。体力の衰えを日々感じるから、細菌でも何でも利用できるものは何でも利用しなければ。転んでもただでは起きぬ・・・か。いやインフルエンザは「転んでいればただで起きれる」