説得力

 思わず噴き出した。
 朝のテレビを見ている時に、戸外では、もうマスクを外していいかどうかをインタビューしていた。その中である若い男性が、もう外していいと言う意見を述べていた。その理由が面白かった。彼曰く、ずっとマスクをしていたのにコロナに2回かかったから意味がないと思うと言うものだった。すごい説得力。
 ところが僕の薬局ではもっと面白い事実を聞いた。買い物に来たある母さんの友達の息子さんの話。
 彼は2回ワクチンを接種しているのに、2回コロナにかかったみたいだ。「何のためにワクチン打ったんじゃろう!」ワクチン打たない派のお母さんは留飲を下げていたが、若い彼はワクチンで2回、コロナで2回免疫を獲得したことになる。もはや国内でコロナ防衛軍の最強の兵士だ。もうコロナにはかからないだろうと思うが、もしもう一度かかれば、友部正人の唄の中で歌われている歌詞「何にもしないことが 何かすることと 同じだったりする」状態だ。
 ワクチンをたくさんの人が打った。コロナにもたくさんの方がかかった。そろそろどこにでもいるウイルスになって、いつまでも穏やかに生き延びてほしいと思う。人類と共存しないとウイルスが滅ぶ。

 

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恵み

〇〇さんへ
恐らく多くのこの国の人が、毎日うつうつと暮らしているのだと思います。
多くの出来事は心の平安を保つ上では何の貢献もしていないように思います。
こうした時は、人間社会ではなく、自然界に助けを求めたらいかがですか?
あなたは大都会で暮らしていますから、周りに山や川や海はないのですかね。
目に入るのは、ビルをはじめとした建物や、コンクリートアスファルトですかね。
鳥が歌い、動物の鳴き声は聞こえないのですかね。
昼には太陽の光が降り注ぎ、風がスカートを揺らし、夜には星が輝かないのですかね。
なんでもないたわいもない会話が聞こえ、笑いあう人々は見かけないですかね。
先日、関西から遠路車で来られたご夫婦と応対中に、鳥の鳴き声が薬局の軒先に響きました。
ご夫婦はそのけたたましい鳴き声に思わず振り返っていました。
実は軒先で、ツバメが巣を取り合っている時の鳴き声だったのです。
奥さんがスズメとカラスの鳴き声以外は聞くことがないと言われました。
ちょっとした時間ですが、ツバメの鳴き声が聞こえ、そうした薬関係以外の会話が出来たことは恵みです。
田舎ですから人工の自慢できるものは何もありませんが、気がつけば自然はいつも住む人に恵みを与えてくれていたのです。
惜しみない恩恵を60年受けながら、人生の最終章まで気が付かなかった自分が少し残念です。
今作りましたから今日発送します。
ヤマト薬局

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副流煙

 またしても同じパターン。このことを周知すれば少なくとも女性の肺がんはかなり防ぐことが出来ると思う。
 今日、肺がんで毎週注射をしてもらいに病院に通っている方が、そろそろ副作用が出てきたと相談に来られた。なんとか副作用を少なくして治療を完遂したいとのこと。誰もが願うことだ。
 肺がんに関して相談されたときには、必ず喫煙歴を聞く。女性の場合は自身が吸っていた人は少なく、今日の女性のように職場か家庭で男性陣が吸っていると言うのがほとんどだ。僕と同世代の方だから、かつての男性ばっかりだったと言う職場の様子は容易に想像がつく。紫煙が1日中充満していたに違いない。当時はどんな場所でもタバコを吸うことが出来たから、職場どころかいたる所タバコは吸われた。だから喫煙しない人でもほとんど一日中吸っていたことになる。
 残酷なことに、フィルターを通して吸っている当人よりも、フィルターなしで漂ってくる煙を吸っている人のほうが、被害は大きい。副流煙のほうが危険なわけだ。数千種類と言う物質が煙の中には含まれ、その中の多くが発がん物質だ。若いころからその環境の中で過ごし、老いたころ発がんするのは当たり前だ。数十年の準備期間があっての癌なのだから。
 喫煙習慣が包囲されている現代に敢えて言う必要はないかもしれないが、タバコ吸いと同じ空間にいるべきではない。癌になってもよいと考えている自爆テロ志願の方以外は、喫煙者から物理的に離れるべきだ。その場だけ離れてもいいし、永遠に離れてもいい。だって病気は孤独なもので、誰も代わってあげることが出来ないし、場合によっては理解もできないのだから。
 家族だからと言って受け入れることはない。

 

【街宣LIVE】山本太郎 れいわ新選組代表 神戸・阪急三宮さんきたアモーレ広場(2022年5月11日) - YouTube

傾斜

 ついこの前建てたようなのに、実際は40年近くが経っている。当然老朽化は進み、見た目ほど完ぺきではない。鉄筋コンクリートだから、外壁を塗り替えれば見た目にはきれいに見えるが、経年劣化は防げない。
 「傾斜がないの?それで大丈夫なん?」3階の雨樋を直してもらうのに今日見積もりが来た。予想より高かったので、少しそのことをほのめかすと、「新しい樋は、雨水が両端に向かって流れるようになっているから傾斜がないんです」と言われた。建物の両端にある下に落とす樋に流すために、傾斜をつけていないんだと言う。その方が雨水をさばけると言うのだが、なるほどと一瞬では理解できなかった。いや。二瞬でも三瞬でも理解できていない。要は「その方がよく流れるんじゃな!」と無理やり納得して、高めの樋の設置をお願いした。
 僕などきっといい客なんだろう。まるっきり機械音痴だから「いい」と言われたらいいと思ってしまう。どういいかはあまり理解できずに、いいからいいと言い聞かせてしまう。根拠は理解できずに、相手の人格を優先して判断してしまう。だからどんな人でもお任せと言うのではなく、良さそうな人は信用して任せると言うことだ。ただ人を見る目はないから結構裏目に出るが、それは勉強代として諦める。
 老後資金の問題で必ずと言って出てくるのが家の修繕費。確かに家より人間のほうが長生きの時代になったから、そのために出ていくお金は馬鹿にならないだろう。備えあれば憂いなしの時代は終わり、備えあっても憂いばかりの時代を僕たちは生きていく。

 

滅ぶ直前だ!日本は貧困国になる!大津波が来て日本経済は沈没する。3月の現金給与。前年比プラスも物価上昇で実質賃金はマイナスに。安冨歩東大教授。一月万冊 - YouTube

 もし銃口を目に当てられたらどんな恐怖の感情が起こるのだろう。余程の小説家でもない限り表現することはできないと思う。
 もちろん僕など表現のしようがない。表現できないけれど、その恐怖は少しは分かる。いや恐怖くらいは十分わかる。わかりすぎるほどわかる。怖くて恐ろしくて悲しくて無念で。人生のすべてを一瞬にして失う運命を嘆き悲しむ、いや叫ぶ。涙は出ないだろう。恐怖が打ち勝つだろうから。その代わり震えが止まらないだろう。
 そんな恐怖をウクライナの人達は経験している。目撃した人、その亡骸を数日後見つけた母親。
 現場にいた人だけが想像できるむごたらしさを、引き金を引いた奴はもちろんわかるだろうが、引き金を引ける奴はもう人間ではない。それを命令した奴らは実際には何も見ないで済む。具体的な現場を何一つ知らない。気弱な奴でも命令は出せる。目の当たりにすれば、えずき苦しむ奴でも、実際に見なければ偉そうに振る舞える。
 背が低いことにコンプレックスを持っているプー沈が偉そうに振る舞うのは分かる。コンプレックスの塊ほど他虐的だ。すぐお腹を壊す汚部がすぐ言い返すのも同じだ。同じ道を歩いていこうとプー沈に高らかに声をかけた汚部とはコンプレックス仲間だったのだろう。現場の悲惨さを直視出来ないようなやつらがエールを交換する。とんでもない悪夢だ。
 映像では怖くて見ることが出来ない光景が、毎日繰り返されている。いつか同じ恐怖を世界の独裁者たち、そしてその予備軍に味わさせるべき。僕ら庶民ががやられる前に。

 

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寝返り

 寝返りは大切なもの。かしこまってなんか寝られない。今インターネットで調べてみたら、寝返りの効果として・血液の循環をよくする・発汗の効率を上る・筋肉の拘縮を防ぐ・褥瘡を防ぐ・汗疹を防ぐと出ていたが、この女性が持っているトラブルは腰痛だ。お百姓で腰痛を抱えながらも休むことはない。職業柄痛さと同居しているのか、歩くさまやその他の動作でどのくらい痛いだろうなと想像しても、絶えぬ笑顔でごまかされる。ただポロッと「痛い」と言う言葉は漏れてしまうが。
 服用してから3か月目くらいから何となく痛みが弱くなったと2週間おきに漢方薬を取りに来ては教えてくれていたが、今日は「寝たままで寝がえりが打てるようになった」と教えてくれた。多くの方にとって、寝返りは寝たままでするものだからピンとこないかもしれないが、あまりの腰痛だと身動き取れないのだ。この方も寝返りを打ちたくなったら、一度起き上がって向きを変えてまた布団に倒れるのだそうだ。それが無意識のうちに寝たまま姿勢を変えていたから、嬉しそうに報告してくれた。
 牛窓のキャベツは有名だから、県内の方はもちろん県外の方もその女性が作ったキャベツを食べたことがあるかもしれない。しかしそのキャベツをいくら食べても、彼女の腰痛の辛さは届かない。お百姓さんの働く姿を見たことがない人たちにとっては、O脚で腰が曲がった女性たちの働く姿は無く、スーパーの棚に並んでいる野菜の光景こそが「農業」なのだ。
 もし消費者がその姿を見たりしたことがないのならそれはそれで仕方ないが、農業を発展させるための農林水産省の役人がそうだったらどうだろう。農家の方々が懸命に土と格闘している姿を見たことがなかったら、どんな行政をするのだろう。
 幼い時から優秀で、学校と塾で多くの時間を費やしたエリートたちに農業の現場を想像できるのだろうか。あの太陽の下でかく大きな汗、臭いなど想像できるのだろうか。おそらくまるで教科書をめくるようにしか理解できていないから、日本の農業を彼らには救えない。衰退の一途をたどる多くの業界で、現場の人がことを勧めていくシステムをとらなければ、そのうちこの国はアジアの最貧国になる。将来の若者はアジアのどの国に出稼ぎに行き、何人に顎で使われるのだろう。ベトナム人カンボジア人?ミャンマー人?フィリピン人?ネパール人?

 

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時代劇

 時代劇でもあるまいし、「1間半、血が飛びましたよ。あんなこと本当にあるんじゃ!」と80歳も半分以上過ぎている方が言った。
 その方も、実のお姉さんも原爆被爆者。お姉さんは90歳を回っているらしいが、どちらも二十歳までは生きられないと言われていたらしい。それがおめでたいことにお二人とも長寿の部類に入りそうだ。処方箋を持ってくる度に、当時のことを話すが、何十回と聞いた話をまるでコピーしたように話されるから、話の腰を折るタイミングを探すのにこの数年は必死だ。
 ただ今日は冒頭の話が出たから一瞬興味が沸いた。なんでも、止血していたところのガーゼを剥いだところ、血が1間半も噴水の様に飛んだらしい。まるで時代劇と思ったのは僕で、実際にそんなことがあるんだと驚いたし、頸椎動脈の圧力って凄いんだと教えられた。無駄なことは何もないと言うが、最近はエンドレスの会話に付き合うほど体力もないし暇でもない。何十回も我慢して耳を傾けた挙句の小さな収穫だった。
 処方箋を受けたり、漢方相談もできなかった頃は、時間も体力も余裕があった。楽しく会話し、なにがしかの商品を持って帰ってくれればそれで用は済んだ。薬が効けばそれを作った会社のおかげ。効かなければ、それを作った会社のせい。僕達は安全地帯にいた。だから時間つぶしの会話にも十分付き合えた。
 時代が変わって、煎じ薬を患者さんに合わせて作るようになり、処方箋でもかなり注意を要するような内容のものが増えた。一番の売りだったつまらない会話や、何も生み出さない時間が無くなった。効率が優先される事務的な薬局になりそうだったが、運よく?外堀は時代に埋められても、僕自身の肌が合わなかった。
 高尚とはかけ離れているが、ふと笑いがこぼれて、筋肉が弛緩して、あわよくば持病が改善する、この道しか僕にはない。

 

またまた刑事告発!国会議員の経歴詐称は逮捕ですよ?岬麻紀衆院議員に経歴詐称の疑い。セルフ領収書、タワマン好きの元社長の経歴を調べたら怪しすぎる!元博報堂作家本間龍さんと一月万冊 - YouTube