笑い話

よかったですね。このままゆっくりと完全離陸してくださるとうれしいです。
笑い話ですが、受験が一番岡山県で早く終わる高校と言うことで選んだ高校に息子が合格し、入学前の補習に泊りがけで行きました。10日後に迎えに行った帰りの車の中で息子が高校を辞めたいと言いました。何と他の生徒たちは、中学生の時に既に高校の授業をある程度していて、初めて教科書を見る息子とは雲泥の差があったのです。塾にも行ったことがないような子で、偶然受けたら合格し、何の予備知識もなく寮に入ったので、それはかなりのショックだったと思います。その車の中で僕は「辞めたいだろうな」「辞めたいだろうな」を繰り返しました。そして最後に彼に言ったのは「なよなよした都会の子を、県大会に連れていけ」でした。もともと○○高校からサッカーでスカウトされていたのですが、本人はバレーボールを高校でしたかったのです。その一言で彼は辞めたいと言わなくなりました。入学後の最初の試験はビリから2番目で、あと一人後ろにいたことを褒めてやりました。結局彼は1回戦で敗退常連のチームを県大会まで連れて行きました。それでよかったのだと思います。
大学時代、合計で数時間くらい我が家に帰って来たでしょうか。必死で育てたつもりですが、そんなものです。でもあのころが一番家庭としては充実していたように思います。今こうして書いていて、涙が出てきました。
今日発送しました。
ヤマト薬局