勝利

 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、汚倍の要請によって、多くの文化的イベントの開催が中止となり、スポーツは無観客で実施されている。さらに、全国の小中高校は臨時休校となった。しかし、汚倍には不用意な行動が目立つ。国民に不要不急の外出を控えることを求めながら、一方で自らは「会合」という外出を繰り返す。朝日新聞の首相動静によると、最初の感染者が出た1月15日以降、安倍首相は3月8日までに計35回もの会食や懇親会をこなした。「国民に不要不急の外出を控えるよう求めた2月16日以降の約3週間で安倍首相は8回、会食に出かけました。汚倍がひいきにする超高級ホテル・グランドハイアット東京内にある中国料理店『CHINAROOM』や、東京・六本木の京料理鉄板焼き『花郷』といった高級店が並びます」(全国紙政治部記者)
 一方で、国のコロナ対策の司令塔の役割を担う新型コロナウイルス感染症対策本部への出席時間は驚くほど短い。「汚倍が対策本部に出席するのは10~20分ほどで、全国の小中高校に休校を要請した2月27日の出席時間はわずか10分でした。国民に外出を控えろと言いつつ、自らは情報交換を名目にグルメ三昧で、対策本部にはわずかな時間しか顔を見せません」(前出・全国紙政治部記者)
 時折小さな雨が繰り返し降る。冷たい北風がコートを忘れたことを後悔させる。うたい文句では100本を超える梅の木があるはずなのだが、2本の木だけがなぜか花をつけていて、あとはすべて色を失っていた。木の中にも長生きがいるのだと、その2本の木の生命力に驚かされた。
 失望の中にも、活路を求めて、ベトナム人女性は写真撮りまくり。ピラミッド状の展望台や池の上にかかった木の橋などを十二分に生かして、なかなかお気に入りの写真が撮れたみたいだ。花のない梅の木の近くで10人くらいの若い男性たちがバーベキューを楽しんでいた。通りすがりにアルコールの回った語り口から岡山弁が飛び出していたから地元の青年たちだろう。
 外出を控えるように会社から指導されているから、人混みには出かけられない。本来なら今日は備前市を案内し梅の木に囲まれながら和太鼓のコンサートを楽しむ予定だったが、近隣の時期を過ぎた宴の後を提供することしかできなかった。方や毎夜毎夜高級料理を囲んで税金泥棒を画策する連中。方や陰気に閉じ込められる人たち。金平糖将軍様やプー沈がいる国と変わらない。国民の犠牲でつかんだ「勝利」も金平糖のものになる。ゆめゆめ同じ言葉を汚部に使わせるな。