自立

 恐らく、聡明でしっかりした子だろう。言葉遣いや内容で分かる。
 親に迷惑をかけずに、自分で治したいみたいだが、恐らく高校生以下では出来ないだろう。
自分の経験で分かるが、高校生までは完全に親の庇護の元にある。経済などはその代表だ。
大学に行きだして、それも家を出たときから、
途端に自立を要求される。しかしそれは自由を得ることでもある。
仮にまだその時点で経済的に依存していても、責任と引き換えに多くの自由は得られる。
だから今日以下のような返信をした。これから依頼しようと思っている高校生達にぜひ読んでほしい。
そして親の理解と協力を得た後に連絡をしてほしい。

過敏性腸症候群はお世話する立場の人間にとっても難しい症状の一つです。
特に一人で抱え込むと、なかなか脱出しづらいものです。
周りの方を巻き込んで改善を心がけるほうが効果的だし、
難しいトラブルだから煎じ薬(お茶みたいにクツクツ煮込む)を作りたいしで、やはり理解と協力を仰いで、
堂々と立ち向かえる環境を作ったほうがいいと思います。
僕がこの薬を作り始めたきっかけは20数年前に娘が高校にいけなくなり、
寮から帰ってきたのがきっかけでした。
いわゆるガス漏れと言うのが問題になり始めた頃です。
わが子の為に懸命に薬をいっぱい考えて、その結果を皆さんに提供しているだけなのです。
プロの家庭でも大変でしたから、普通の家庭では家族の協力がより必要と痛感しています。
そういった環境がもし整えば挑戦させてください。
そのときは頑張ります。
ヤマト薬局