手駒

 毎日新聞の朝刊に小さく取り上げられていたが、山本太郎東京都知事選挙に、野党統一候補として担ごうとしているらしい。僕はこれはなしだと思う。山本太郎が実現しようとしていることは、一つの自治体で出来ることではない。汚池に対抗するというだけで担ぐにはもったいなさ過ぎる。それにしても他の候補を探す能力がないのには落胆する。立派な人はいっぱいいるだろう。そして見つけたら、野党が保身から脱却することだ。あの汚い痔見ん党を見れば、どんな汚い手段を使っても政権を取ろうとしているではないか。汚部なんか法律は勿論憲法にまで違反しているではないか。自分のパトロンを喜ばし、自分の地位を手に入れるには、ありとあらゆる禁じ手を使う。
 例え汚池を破り知事になっても、東京をどれだけ変えなければならないのだ。現在の東京で困っていることはあるの?山本太郎でないとできないことってあるの?あれだけ裕福な大都市だったら、だれだって運営できるのではないの?汚池が何かやったの?何もやらなくても日は経っているのではないの?そんなところに山本太郎を閉じ込めてはいけない。
 余りにも安易な野党を見て「だめだこりゃあ」状態だが、起死回生の手駒として山本太郎がいてくれることは唯一の救だ。