ブレイン地震予報

 朝起きていつものように新聞を読んでいると、テレビを見ていた妻が報道内容の深刻さに気がついて僕に教えてくれた。「北海道で大きな地震があったみたい」と。僕は地震被害の映像を見てあることを一瞬にして思い出した。それは数日前に緊急として「1週間以内に、北海道で大きな地震が起こる可能性が高い」とメールで情報を受け取っていたのだ。1月に2回定期的に地震情報が入る契約をしているのだが、緊急の場合は臨時で情報が入る。この臨時情報は、(定期情報は日本中で毎日のように地震が起こっているのがよく分かり、それを言い当てているのかいちいち確認はしていない)はさすがに僕でも気になって、いつ何処でどのくらいの地震が起こるか覚えていた。その情報を頂いてわずか数日の内に予報どおり(場所と大きさ)のことが起こった。
 定期情報で、沢山の地震予報とそれに対する結果を毎回提示されていたが、ほとんど興味がなかったのは、予報を信じていなかったからだ。実はこの予報は妻が契約したもので、ただ僕のパソコンに入ってくるというだけのものだった。ところが今回のことで、確実に僕は信じる。もしこれで南海沖地震を予報されたら僕は必ず避難行動をとる。
 つい最近、100年前のフランス人の詩人兼外交官が「日本は世界でもっとも危険な地域」と評していたことを紹介したが、正にそれを証明している昨今だ。日本が嘘をつきまくっているから外国人が旅行や仕事を求めてやってくるが、これである程度減るのではないか。僕は大歓迎だ。日本人の若者達や就職できない人たちを丁寧にフォローして仕事につかせるべきだ。自分の仲間にしか金を回さないアホノミクスにそんな発想はないから、企業や外国に回している金を国民の財産を守るためのインフラ強化のために使えと、迫るべきだ。あいつが引退した後、それを持ってオリの中に入ってもらう証拠固めを志しある人たちには始めてもらいたい。血税を森友や加計に使うなど、この金がいくらあっても足りない災害の時代に打ち首獄門以上の犯罪だ。
 日本国中、次はわが身。僕らは平民ではない。