体験

今日は別グループのかの国の女性たちを金比羅山に連れて行ったのだが、少々気になる体験をした。
 観光地特有の、強引な商売は目に付くが、駐車場も客引き宜しく奪い合っている。そんな光景が好きではないから、わざわざ町営を名乗っている駐車場を利用する。勿論町の職員がやっている感じは全くなくてアルバイトか、シルバー人材センターからの派遣かと言う感じだ。ただ、それはそれで気にならない。熱心だし、礼儀もわきまえているから、そこを選択するのは僕にはあっている。
 今日不思議な体験をした。駐車場に誘導されて頭から入っていったのに、2時間後に帰ろうとしたら、頭が道路に向くように直されているのだ。料金後払いだから鍵を預けたつもりだったが、実はその鍵で勝手に乗られているのだ。勝手に乗り込まれるくらいなら、バックで駐車するように誘導してくれればいい。客の取り合いだから簡単に駐車場に入れるように頭から入れさすのかもしれない。
 少しばかり走ったところで、サイドミラーが全く体をなしていないことに気がついた。室内が見えるくらいに窓にくっついている。いくら操作しても元通りに直らない。用心深く運転してまんのう公園まで行った。そこで何とか元通りになったつもりでいたが、牛窓に帰ってから元どおりでないことに気がついた。断りもなく車に乗り込むようなことがあっていいのだろうか。僕は何処に行くのにも荷物を持たないから車の中は、空っぽだが、かの国の女性たちはそれなりに持ち物がある。それを車に残していたかもしれない。個人情報を保護する立場の役所が、なんてずさんなことをするのだろうと思った。金比羅山に車で出かける人は、僕の体験を生かして欲しい。