結論

 コーヒーは好きだが、1日3杯飲むことは滅多にない。ほとんど1日2杯のペースを守っている。3杯飲むとなんだか胃が重たくなり、交感神経優位か少し脈が速くなり気分も無駄に高揚する。  しかし、今日目を通した情報だと、もう1杯頑張って飲んだほうがいいらしい。あんなに美味しい飲み物で癌の発生率が18%も下がるなら、利用しない手はない。ただ好きだけなのに、副産物が大きいのは幸運だ。まるで勉強しなくても成績が上がるといわれているようなものだ。嬉しい事に、癌だけではなく心血管死や心血管のリスクもそれぞれ19%と15%押し下げるらしいから、いいこと尽くめだと言いたいが、実は妊婦の出生時低体重のリスクが上がったり、女性の骨折リスクが上がったりするらしい。理由は分からないが、気の毒だ。  僕も若い時はよくしていたが、あの至福のコーヒーとタバコとジャズの組み合わせは、このコーヒーの惠を相殺するらしい。もし健康のために呑むならタバコは止めるべきだ。それにこれはもろ僕に当たるのだが、ミルクや砂糖を使う人は。、その害については考慮しなければいけないらしい。要はブラックで飲めということか。甘党の僕にはこれはかなりきつい。ブラックで飲むくらいならコーヒーには拘らない。コーヒーの利点を砂糖やミルクで相殺し、プラスマイナスゼロ。さしずめ、このあたりが着地点か。  なんだかんだと理屈をつけて、結局は甘くて虫歯を作りそうな美味しいコーヒーを飲む。なかなか結論を翻すのは難しい。特に最初から結論を持っている場合。  

この場を借りて・・・12月13日は人間ドックに行きます。当日は不在のため漢方相談は出来ません。御配慮ください。