不登校

毎日順調に学校へ通えている様子から、少しずつ回復してきてることがわかります お腹の方は、今まで訴えがなかったのですが 今日はお腹がピリピリすると言っていました 週末にはお友達の家に泊まりに行くと言ってました そんなことが言えるようになったのは嬉しい限りです ひと月前には考えられなかった事なので…すごくうれしいです 夜寝れないこともなく、朝もちゃんと一人で起きてこれるようになりました 学級委員にも立候補でき、快活に生活できているようです 2ヶ月前には考えられなかったです。もう少し、まだヤマトさんの漢方が必要ですが、本当にありがたいです

 あるお母さんから頂いたメールの一部だ。本人とも電話で少しだけ話したことがある。多くの子がそうであるようにまことに話していて気持ちがいい。これからの日本人の精神的なところを支えていきそうな子達だ。こうしたお子さんは野心的なところはないから心の部分を支えて貢献しそうなタイプだ。  僕の薬局は、学校に行けていないお子さん達の漢方薬を依頼されて作る機会が多い。それらのお子さん達の多くが「起立性調節障害」と「過敏性腸症候群」と「偏頭痛」を持っている。全部を持っている子も珍しくはない。漢方薬を飲んで復学できるお子さんも随分いるが、最近気がついたことがある。まだ学校に行けているけれど「朝起きられなくて遅刻が増えた」「朝起きると頭痛を訴える」「学校に行こうとするとお腹が痛くなる」「吐き気を訴える」「ガスでお腹が張る」「登校まで何回もトイレに通う」「トイレに入ると30分くらい残便感で出てこられない」と訴え始めた頃に漢方薬を飲ませてあげると、不登校になってから飲むよりはるかに早く完治する。病院で診断を受け落ち込む前に、単なる不調くらいなときに治ってしまえば本人にとって風邪くらいな認識ですむ。本人が病気などと思わないうちに治してあげれたら不登校にならずにすむ。   特に近くのお子さんの場合、漢方薬を飲みなれているから、実は不登校になる前の危険な状態でも、雑談しながら薬を持って帰ってもらうので「自分はどこか悪いのかな」と思うことなく、治ってしまうことがある。知識は大切だが、知らなくてすめばそれにこしたことがない場合も意外と多い。だから僕は大袈裟な応対をしたくない。もったいぶればぶるほど薬は高くなる。そんなことしなくていいくらい僕の薬局は田舎だし、そこまでしなくていいほど悪意を善意と勘違いしていない。

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