武器

カルテの保存を始めてから1100人くらいの方を世話していますから(8割くらいがガス漏れかな) 症状や苦痛はかなり理解できていると思います。 僕は実際にガス漏れの患者さん50人以上、お尻から10cmくらいのところに僕の顔を持っていき臭っていますから、ガス漏れは実際にはないと信じています。 息子も消化器内科の専門医ですが、ガス漏れが実際にあるとは信じられないと言っています。 僕のところにはほぼ100%病院にかかって後、長い年月を経て相談してくれる人が多いですから、治しにくいというハンディーは負っています。 それと僕が使うことが出来る武器は漢方薬だけですから、余程集中力を保ちながらお世話しないと効果を感じていただけることは出来ません。 僕の武器は漢方薬と沢山の方を世話してきた実績です。それがあるからこそ、ぶれることなくお世話できているのだと思います。 いたずらに患者さんに迎合しては、よい結果に導くことは出来ません。 僕は、自身のいろいろな体験から、それらの人たちを病人だとは考えません。 ただ、こだわりから解放されずに苦痛に満ちた青春を歩んでいる事が不憫です。 御法度の裏街道を歩く人達やアホノミクスがその種のものに陥るのならまだいいのですが、多くは善良で繊細な人ばかりです。 余計哀れです。自律神経の過緊張を取り、肝っ玉をつけてあげれば300人くらいが治りました。 でもそれに含まれない人のほうが多いです。大病院をはじめ、ありとあらゆることをして効果を体感できなかった人たちですから、 僕の漢方薬を飲むのも2週間が限度の方も多いのです。 そうした方を除外すれば実際にはかなりの確率で症状の軽減は図れています。 過敏性腸症候群のガス漏れに関しては、薬を飲むほうも作るほうも歯がゆさとの戦いだと思います。 僕は頑張りすぎの自律神経を抑えて心も内臓も正常な動きをするようにします。 また、アンテナを上げて周りの情報ばかりキャッチしようとしている気持ちを強くします。 漢方薬で何事にも動じない力を作って欲しいのです。 こうしたことでしか完治は望めないと思っているのです。 本人も親御さんも不安だと思います。ある日ふと「ガスなんて漏れるわけないよな」と気がついた瞬間に治るのですが。

ヤマト薬局