句読点

 僕でなくとも、同じ内容のことを吐き出す対象がいれば、同じだけ気持ちは楽になります。 思いを溜めてはいけませんよ。溜めていいのはお金だけです。 ただ、僕の場合、職業的に傾聴に慣れていますが、一般の方はなかなかそれはできません。 慰めてはくれますが、治してはくれません。 だから遠慮しないで、あなたの心が解放されるまで僕を利用してください。 ところで、あなたはもう少し自信を持ったらいいと思います。と言うか、実績を正しく評価したらいいのです。 お仕事をし、〇〇を育てて、それで十分なのではないですか。 それ以上って、僕ら凡人が出来るわけもありません。 もう十分やってきたのだから、〇〇さんが就活が終われば心理的に自分を解放したらいいです。 僕もそろそろ精神的には終活に入ろうかと思っています。 もうがんばることに疲れてきました。これ以上自分を叱咤激励しても結果がそんなに出るわけでもないし、 自分の心を傷つけそうな気もするし。 就活と終活、似て非なるものですね。 ヤマト薬局

 今日ある方に返したメールなのだが、読み返していて、僕と縁がある方のほとんどの方に言えることではないかと思ったのだ。だからこうして披露させてもらう。  僕が幸運だったのは、薬を作らせてもらう人たちが、ごくごく普通の人、それもまじめに生きている人であるということ。多くの人が大成功を収めたわけではなく、ささやかな幸せを何とか見つけて暮らしている。だから道を踏み外すこともない。僕らは所詮皆凡人。表紙を飾れるような人間ではない。何百ページもある本の中の1行の存在。だけどその1行がなければ本は完成しない。1行が一杯集まって本は成り立つ。自信を持って!僕らは本(ある社会)を完成させるためにはなくてはならないのだ。だから堂々と素の自分で生きればいいのだ。行にもなれずに、単なる句読点の僕が言うのだから確かだ。