「放射線と健康」と言う本を書いた小児科医の黒部信一さんが毎日新聞の記者に打ち明けた内容が新聞記事に出ていた。以下抜粋。  「実は今年に入って、福島県在住者で白血病により2人が亡くなったとの報告を受けました。成人ですが闘病中の方もいます。白血病は年齢にかかわらず被爆の3年後から増え始めるので心配しています」  「影響が大きいので、個人情報を盾に統計上からも隠すのではないですか」  チェルノブイリで大量にばら撒かれた放射性セシウムでいまだ子供の甲状腺疾患が後を絶たないらしいが、オーストリアの調査ではその80%が汚染された飲食物の内部被爆だったらしい。  ベラルーシ医科大学学長バンダジェフスキー医師「放射性セシウムがわずかでも生体の臓器に取り組まれると、疾患が悪化したり、他の疾患との合併症を引き起こしたりする危険性が非常に高くなる」    放射性物質は今でも排出され、塵となり空中を浮遊している。それを吸い込み、甲状腺はもとより骨格筋、小腸、心筋、脾臓、脳などに取り込まれ毎日被爆している。毎日超至近距離でレントゲン撮影を受けているようなものだ。原発で儲けた奴等は、例の犯罪をなかったことにしようと「俺んピック」で国民をごまかし、又その上それで儲けようとしている。どこまでも庶民は奪われる対象でしかない。納めた税金か、健康か、命か、果ては人間としての尊厳か、何処までお人よしなのだろう。悪人が栄えるのに手を貸している。