一つ

コーヒーを愛飲する人は、飲まない人より長生きすることができ、心疾患やパーキンソン病などの神経疾患によって早期に死亡するリスクも低くなることがわかった。 (米ハーバード公衆衛生大学院(ボストン)栄養学・疫学教授のFrank Hu氏)の研究結果)  この研究では、米国20万人以上を対象に約30年以上、繰り返し行った調査に基づいて解析を行った。この調査期間中に、約3万2,000人が死亡した。最初の調査時に1日あたり1~5杯のコーヒーを飲んでいた人は、高血圧などの健康障害を考慮しても、調査期間中に死亡する危険性が低かった。特に、心疾患、脳卒中、神経疾患、自殺による死亡率が低かった。1日あたり3~5杯のコーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて期間中に死亡するリスクが15%低く、コーヒー摂取量が最も多い人(5杯以上)でも、12%低くなっていた。

 このところ僕は胃が悪い。いつも口の中が苦く、粘ついている。漢方的にはストレスの症状なのだが、僕のストレスなど今に始まったものではない。牛窓に帰った頃は、薬剤師でも町民の役に立てれないストレス。その後は習った漢方薬を実際に町民に試してもらうためのストレス。少し前はぼろもうけした東電のせいで放射能を吸わされ、食べさされているストレス。やつらが刑務所に入らないストレス。最近はアホノミクスのせいで、貧乏人がより貧乏になり、その挙句徴兵制でも何でも受け入れてしまうように誘導されているストレス。ストレスが途切れることはない。だから、最近の僕の胃の悪さは、ストレスが原因ではないのだ。上記の論文を読んでしまったばっかりに、長生きしてやろうと思って無理してコーヒーを飲んでいるせいなのだ。欲しい時に飲めばいいのに、余分に健康のためにわざわざ飲んだりしているものだから胃が悪くなったのだ。まるで長生きの為に病気しているようなものだ。せめてコーヒーを飲んだら、病気になりやすいと書いていてくれたらこんなに飲まなかったのに。いや飲まなかったら長生きできないのか。飲めば胃が悪くなって、それでも長生きできるのか。うーん、訳が分からん。  結局どっちに転んでも飲む回数は変わらない。幕は上がった。恐る恐る飲むか、希望に満ちて飲むかだけの違いだ。もうこうなれば胃の一つや二つ・・・いや一つしかないか。