ガラガラヘビ

 昼過ぎから、学校保健委員会というのに出席していた。帰ってみると黒板に薬剤師さんからの伝言があった。名前を書いているだけだったので、何かの健康相談だと思っていた。と言っても昨日も一昨日も来ている人なので、新しい処方の質問くらいに思っていた。薬剤師さんが特別養護老人ホームの医師の診察に同行して帰ってきてから伝言のことを尋ねたら、なんと蛇に噛まれたと言う相談だった。薬剤師さんが対処してくれていたので、時間が経ってから僕が何もする必要もないけれど、気になったので電話をしてみた。電話に出たから生きているんだと安心はしたが、蛇に噛まれて僕に電話をしてくるような人がいる限り、僕もこの町を出て放浪薬剤師にはなりにくいのかとも思うが、日本中の面白い町を放浪してみたいなとますます思うようになった。その為にはますます漢方の腕を上げることが必要だ。一宿一飯のお礼に、仕事で返さなければならないから。昨日のブログの内容に早速今朝、牛窓から出ていかないでといってくれた人がいた。牛窓の人が僕のブログを読む必要はないのだが、読んでくれる人もいるんだ。  さて、さっきの蛇に噛まれた人は、それこそ善人で、よその家に出た蛇を頼まれて捕まえに行ったらしい。捕まえたところが悪く、噛まれたらしいが、僕がどんな蛇だったのと言うと「ガラガラヘビだった」と言った。「えっ、○○さん、なんで生きているの?」思わず僕は質問した。いるわけないだろう、そんなやつが。おおらかな人は幸せ。ガラガラヘビ(?)に噛まれたのに、マキロンで消毒しただけだから。勿論薬剤師さんの指導はそんなものではないですよ。きっと「病院に行け」だったと思う。