悪夢

かなりの動悸で目が覚めたから、夢の中で相当慌てていたのだろう。それはそうだ、ぜひ乗らなければならない新幹線で、どの扉も開かないのだから。新幹線の扉を開けて乗るという経験はないから、そもそもどうやったらドアが開くのか分からない。だから無理や…

福山

福山はバラだらけ。福山はベトナム人だらけ。 何年もバラ祭りにベトナム人を連れて行っているが、バラの充実振りには目を見張るが、バラだらけで、そんなに花に興味がない僕にはいささか食傷気味だ。もっとも花大好き人間のベトナム人は歓声を上げるくらいだ…

頭上の星

ツバメにプレッシャーを与えても何も解決しないが、この至れり尽くせりの待遇には、何らかの気持で返してもらいたいものだ。 この時期になると、我が家の僕以外は、ツバメの赤ちゃんが無事巣立ってくれるように、ありとあらゆる工夫をして、カラスから守って…

弱気

この果てしない倦怠感は何だろう。昨日、朝起きたときから調子は悪かった。肩や首の辺りがガチガチで、首から上が妙にほてっていた。昼が近づいた頃からその倦怠感は耐え難いものになり、生あくびどころか背中がぞくぞくするようになった。最初は、日曜日の…

間借り

このところの僕の一日の終わり方は、ユーチューブでエイサーの太鼓の音を聴いてから眠ることだ。エイサーは踊のようでもあるから、正確に言うと「見てから」と言うことになる。いつからだろうエイサーに興味を持ったのは。あの足を横に開く動作がとても滑稽…

砂糖

イギリスは砂糖の消費量を20%減らすらしい。政府が主導だから着実に減るのだろう。食べ物の中に混ぜる砂糖の量を減らすのだから確実に減る。甘過ぎる物が、甘くなるだけだから問題はなさそうだ。むしろ甘すぎるものへの抵抗から歓迎ざれるかもしれない。 …

連休

連休中、炎天下にそんなにいたつもりはないのだけれど、根が色白で日焼けしやすいタイプなので、結構赤ら顔になっている。それに、ベトナム人を精力的に色々な所に連れて行ったから、それなりに疲れていて、今日の僕はいつも以上に精彩がない。そのおかげで…

帰国

〇〇さんへ 素敵なプレゼントありがとう。お父さんはあまり服を持っていないので、大切に着させていただきます。10年は着ると思います。そのたびに〇〇さんを思い出します。着る度にあなたのことを思い出して、涙が出るかもしれません。お父さんを覚えてい…

表紙

アメリカのCannon-Albright氏らが実施した研究の解析の結果、親やきょうだいといった第一度近親者にアルツハイマー病患者が1人以上いると、自身もこの疾患を発症するリスクが1.7倍であることが分かった。第一度近親者に患者が2人以上いる場合には、このリス…

丸亀おしろ祭り

あるテレビ番組に出ていた大学教授が、語気を荒げて、日本の若者は外国の若者から馬鹿にされていると言っていた。問題意識を持たずにのほほんと暮らしているというのが理由らしい。 僕も同じように長年感じ続けていた。もう何年も生きられないような老人に支…

正論

憲法記念日の3日、東京都内で開かれた護憲派集会で、元NHKプロデューサーで武蔵大教授の永田浩三氏がマイクを握った。安倍晋三首相と同じ1954年生まれであることを明かした上で、「大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい」などと強…

錯覚

昼食で15分、4時45分から15分が、僕の休憩時間だ。4時45分からの休憩は勿論「水戸黄門」の最後の印籠の場面で、悪代官を水戸黄門が成敗する。弱きを助ける場面だが、ここで僕は毎回ほろっとする。このほろが意外と体調にはよくて、たった15分の…

40年以上経っているのに、その間数回しか会っていないのに、恐ろしいほど考えが一致している。似ているどころではなく、ほぼ一致している。それはそうだろう、学生時代、僕の価値観が作られる上で圧倒的に影響を及ぼした先輩だから。 世のお祭りムードに対…

気持

完治宣言を出してもいいくらいになったから漢方薬の服用は終了し、「又困ったら」と言う、多くの完治者が用いる言葉でお別れした後、以下のようなメールが届いた。 ヤマト薬局様お返事をありがとうございました。お優しいお言葉に感謝しております。また、心…

即答

かつて僕は、息子と娘以外に一人だけ漢方薬を教えた人がいる。その女性は熱心に動物愛護のボランティアをしていて、捨てられたり虐待された犬猫の病気を治したい一心で漢方薬の勉強に通ってきた。 当時は、ある調剤薬局の管理薬剤師をしていたが、社長令嬢と…

不始末

2011年の東京電力福島第1原発事故後、韓国が福島など8県産の水産物輸入を禁止している問題で、世界貿易機関の最終審に当たる上級委員会は11日、禁輸を「不当」とみなした紛争処理小委員会(一審に相当)の判断を取り消し、事実上、日本の逆転敗訴とした。禁…

単刀直入

80歳を越えている男性と70歳代の女性が偶然薬局で出くわし「お久しぶりです、お元気ですか」と予期せぬ出会いにお互い喜んでいた。二人とも結構頻繁に薬局を利用してくれる人だが、僕の薬局で一緒になったことは今までにない。喜ぶ二人を見ていてどうい…

落胆

いつもなら100くらい喋る人が、今日はうつむいたまま何も喋らない。お茶とケーキを出してあげているが、それに手もつけない。見かねたご主人が促してやっとその存在に気がついたくらいだ。 僕とその夫婦の会話を聞いていたある男性が、自分の薬は既に手に…

誰が考え、誰が決めたのか知らないが、もう僕は元号を使わない。2019と書き始めることに慣れたから、不自由はない。むしろ今が平成何年か確かめないと自信がなくなった。今度の茶番で唯一僕にメリットがあったのは、西暦を使うことに一本化できたことく…

肩書

ある女性が安定剤を漢方薬で作ってと言ってきた。理由はお姉さんをつい最近亡くし、最期に立ち会っていたときの様子が頭から消えなくてしんどいそうだ。壮絶な最期に立ち会えば当たり前の話だろう。ただ、現代でもやはりガンは壮絶な最期を演出してしまう病…

老犬

鍼の先生との約束の時間にまだ時間があったので、小川に架かる橋の上でせせらぎの音を聞きながら長距離運転で疲れた体と心を休めていた。岡山市の北のはずれは、あたりに田んぼが広がっていて、夕暮れ時だからだろう時々犬を連れた住人が通る。主要道から一…

レオマワールド

30年以上前に子供たちを連れて来たはずなのにただのひとつも記憶に残っているものはなかった。よほど当時印象がなかったのだろう。もっとも、世間並みのことを思い立って子供を遊園地に連れて行こうとしただけなのだから、湧き出感動もなかったのだろう。…

響屋

響屋と書いて「おとや」と読む。香川県の和太鼓のチームだ。31日の日曜日に詫間町で行われた演奏会に4人のベトナム人を連れて聴きに行った。その朝起きるときに背中に痛みを感じ、次第に悪化した。予定では9時に出かけ丸亀城を案内して、1時半からのコ…

二枚舌

秋田県のどこかの市町村がイージス・アショアの候補地になっているらしくて、防衛省の副大臣か誰かが表敬訪問していた。地元の首長とのやり取りをニュースで流していたのだが、これ以上不快なことはないくらいの言葉が発せられた。アホコミはそれに気がつか…

断崖

家を建てるのもリフォームも難しい。ただ家を建てるのは一生で一度くらいだから、失敗を学んでも多くは二度と生かすチャンスはない。 その点、リフォームなら何度も経験することができる。経験を積むことによって失敗しない方法を身につける。と言ってもこれ…

早川太鼓

牛窓から久世町までは車でおよそ2時間半。もう少し行けば蒜山だから中国山地の麓と言ってもいい所だろう。県南の瀬戸内の町から西北の町までだからそれくらいはかかるだろう。訪れる度に、こんな北の小さな町で、コンサートホールを持ち自前の和太鼓のチー…

常套手段

「人権団体によると、新疆ウイグル自治区ではウイグル人などのイスラム教徒を中心とした少数派民族約100万人が収容施設に入れられており、中国政府は同自治区での政策をめぐり国際的な非難を浴びている。中国の内閣に相当する国務院は、こうした非難に反論す…

山麓窯

昨日、備前の山麓窯へベトナム人女性を4人連れて行った。彼女たちの目的はもちろん梅を背景に写真を撮ることだが僕は和太鼓の野外での演奏だ。普段見る機会がほとんどない県内の地元密着のチームが毎年交代で演奏する。和太鼓評論家の僕としては見ておかね…

生協

新幹線で漢方相談に来てくださった若い女性が、大都会の漢方薬局は「入りにくい」と言った。なぜだか聞かなかったが、相対する僕の薬局は「入りやすかった」かもしれない。邑久駅から来る途中は道の両側に田んぼや荒地が広がっているから「心配だっただろう…

倉敷天領太鼓

そもそも僕が和太鼓にのめり込んだのは、岡山の表町を歩いている時にふと太鼓の音にひきつけられて路上でパフォーマンスをしている備中温羅太鼓に衝撃を受けたからだ。それから他ののチームもあるのではとアンテナを張り巡らすと、ちょうど倉敷天領太鼓のコ…